両親から受け継いだ家(築40年)が古くなり、部屋が寒く、水回りにも問題が出てきたため、10年前に新しく建て替えました。
1)仕事をしながら、福井交響楽団のコントラバス奏者として音楽活動も続けています。リビングから階段を上がったスペースはちょっとしたステージのような空間になっているので、ここで音楽を演奏したり、レコードで好きな音楽を聞く時間が増えました。
2)昔は嫌だと思っていた薪風呂が、今になって懐かしく思い出されて、リビングに薪ストーブを置くことに。薪ストーブの天井だけを吹き抜けにして温まった空気を2Fに送っています。薪は購入せずになるべく自分で調達。周囲の人に余った木の廃材を分けてもらったり、庭師の友人にもらうなどしています。
3)玄関のたたきや小上がりの畳スペースも、せり上がりにわざと斜めの傾斜をつけています。これは設計士さんのこだわりで、スペースを広く見せる効果があるとか。
玄関やリビングが南向きの家だと、大きな窓からの採光を考えるのが一般的。
こちらの家のリビングは公園に面しているため、人目が気にならないように壁とガラス窓と玄関で構成するなどの工夫がされています。リビングからは庭木が見え、夜になると外からはブラインドカーテン越しに薪ストーブの灯が見えます。
全ての間取りにゆとりがあって、特にキッチンは2人で作業するときに行き来できるくらい広いところ。
玄関までのアプローチに敷いた石は、雪が降っていても足が滑りにくいです。
家を建てるにあたって、すでに社長さんと信頼関係ができていたので、全部おまかせできました。
タオル掛けの高さを調整してほしいといった細かい要望にもすぐに対応してくれますし、かゆいところに手が届くっていうか。アフターフォローやメンテナンスもしっかりしていると思います。